22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/06/27(月) 20:56:35.13 ID:HpmkNB87o
義妹「兄さんっ！」
ﾌﾗﾌﾗと、繁華街のはずれを歩いていると、前から義妹が走ってきた
いつからか大雨が降っており、俺はドロドロに濡れていた
義妹「にい、さん……」
男「あはは……ははは……」
男「笑っちゃうよ……さっき、彼女を見たんだ……」
義妹「か、彼女のことはどうでもいいです！帰りましょうよ、兄さん」
傘が差し出される。機械的に受け取り、杖代わりにした
男「誰と歩いていたと思う……あのオヤジとだ……腕くんじゃってさ……」
義妹「兄さん、しっかりしてください、彼女のことなんて、いいじゃないですか！」
義妹が、俺を揺さぶる。がくがくと、俺の体は揺れた
男「雨降ってきたらさ……笑顔でラブホテルに入っていったよ……」
男「なんか……俺ってダメな奴だったんだな……」
義妹「そんなことないです！そんなこと、ないですって！」
俺を揺さぶる義妹の眼から、涙がこぼれる
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