21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/06/30(木) 02:25:17.53 ID:5sT4CFxAO
異臭がただようなか二人座っていた。
「どうして、あたしなんですか」
下条「覚えてないなぁ。下条さんには所詮、関係のない理由ですから」
口からでたのは出任せだった。確か彼女は直々に来た依頼の一つだった。誰がどうしてなんて理由も知っていた。
彼女のことが好きな男性が彼女を好きにしたいが故に一生懸命貯めたお金で攫ってきてくれと言ったのだ。
金を貰った後に、きちんと始末して連れて帰ったのはつい先々週の話である。
下条「あー、なんか飽きたわ。お前」
その一言を理解できていないようだ。
下条「帰っていいよ。新しい奴は別に捕まえるから」
追い払うような仕草に理解を示して欲しいものです。
下条「気まぐれなんですよ下条さんは」
「はぁ!?」
耳元で煩い。
下条「だから、しっしっ」
「……私を逃がしたら捕まるわよ」
下条「捕まらないから学園都市なわけですよ」
こんなことで捕まってたら大変である。
「まぁ、行き場がなかったらここに電話すればいい」
そういって下条さんの電話番号を渡す。
「杜撰ね、必ず復讐してやる」
下条「まぁ、平たく言えば学園都市に絶望しろ」
それだけ告げてやるとふらふらした足取りで出て行った。さてもう一眠りしよう。
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