34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/07/01(金) 00:29:56.40 ID:FR7ad5TAO
「相変わらず、あなたはゲスだわ」
倉庫に仕掛けたカメラを見ていると心理定規が話かけてきた。
下条「何でここにいるんでせうか? 仕事しろよ、スクール」
「だって、こっちの方が面白いじゃない」
下条「面白いとかひくわー、まじきちかよ」
「ねぇ、あの女はどうするの」
考えてみる。十中八九、この後、昨日逃げた奴らを探すことだろう。
下条「あれじゃね、暗部に入るから下条さんの下で修行ですよ」
「ふふふ、嫉妬しちゃう」
後ろから抱きかかえられる。
下条「なんだよ」
「ねぇ、わたしをあなたの女にしてよ」
下条「お断りですぅー、下条さんは光の住人なので清いお付き合いがしたいのです」
そして、振り返り、頬をはたく。
下条「それに勘違いすんじゃねぇよ。てめぇがスクールの幹部だから殺さないだけであって末端とかだと子宮潰してるからな」
叩いた頬を押さえて嬉しそうなに言う。
「そんな強烈なラブコール嬉しいわ。それにわたしはあなたに叩かれたり殺されるなら満足だわ」
下条「土御門じゃないが、男の趣味わりーよ」
「そう? まぁ、いいわ。また今度くるわ、彼女とは馬が合いそうだし」
面倒くさいから返事はしない。
いつの間にか雨がふっていた。
ドアが開き、投げ込まれるは五人の少女。
「逃げれないように手足は折っておいたわ」
下条「まったく、素人がやると上手にくっつかないんですよー」
「そういうの、教えてくれるんでしょ」
下条「はて?」
「まったく、いいわ。この女と私をあげるわ」
下条「いらないです」
「だから私を暗部にいれなさい」
下条「へぇー、そりゃ、またなんで」
彼女は意地が悪いと呟く。 垣根風に言えば大丈夫だ、自覚はあるってこと。
「この都市、いや、ここの人間には諦めたがついたわ、
だから、最高に、最低にグチャグチャにしてあげたいのよ」
下条「いいねぇ、最高に美人だ。怪我が直ったら一発頼むわ」
「あら、一発じゃ収まらないわよ」
くすりと笑いあう。
ともあれ、今日も事件やグロやらたくさんみて、下条さんは最高に不幸なわけですよ。
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