過去ログ - 下条「……はぁ、不幸だ」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/07/01(金) 04:49:08.87 ID:FR7ad5TAO
下条「二億八千万かぁ」

「きゃあ、お金持ち、奢って」

「私はムサシノ牛乳があるならどこでもいいわ」

「とりあえず、俺は焼き肉がいいな」

三人を眺めて、

「はいはい、いいですよー」

焼き肉を食いにいくことにした。




下条「やっぱ大きな仕事の後のビールは格別なわけですよ」

「んー、でも美偉と一緒に仕事とはね」

「まぁ、どこもあれだけの仕事内容を見せられたらしょうがないだろ」

スキルアウトの中でも有名な一つのグループを制圧。拷問後、口封じ。有意義な情報を引き出した。仕事内容で言えば満点だ。一切の怪我がなく、一切の証拠を残さず、下処理を的確に指示し、終了。そして魚も一匹リリースしている。

「まぁ、レベル四以上の仕事はしてるからな」

下条「まぁ、スキルアウトを一発やったあと一人泳がせた辺りは正直たった」

「俺も、俺も」

「まぁ、下品」

心理定規が呟く。

「うるせぇ、ホステス」

垣根がかわりに言ってくれた。

「まぁ、はしたない」

下条「うるさいですよ、ビッチ」

「私の下の口に常識は通用しねぇってか?」

垣根がニヤニヤしながら言うと、

「黙りなさい。童貞」

「どどど、童貞ちゃうわ!」

下条「えっ?」

まじて場が冷たくなる。

「てめぇはレイパーだろうが」

下条「大丈夫だ、自覚はある」

最高の決め顔で言った。

下条「なんだっけ、最後に逃がしたあの鼻ピアス」

「浜面仕上よ、ちゃんと抜いてるわ」

財布を机の上に置く。とりあえず何たら君、ごちになります。

「涙流しながら、止めてくれって」

下条「そりゃあ、拳銃突きつけられて騎乗、周りは死体の山。そりゃあ泣くわ」
「まぁ、童貞だったみたいだし、美味しく頂きました」

ペロリと舌なめずり。

下条「素人童貞か、可哀想に」

「ちょっと! プロじゃないわよ!」

下条「セミプロじゃねぇか!」

こうして今日も学園都市の夜は更けていく。


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