9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/01(金) 23:13:59.89 ID:wq3gp6Kw0
作業は、和ちゃんのいなくなっちゃう日の朝までかかった。
らしくもないことをしてしまったから、頭が猛烈につかれて、ぼんやりした。
だいぶ片付けた、それでもみんなが来る度に、気味が悪い、とバカにされた平沢チキンの横に
まだ置いてある時計を見る。
和ちゃんは10時46分の電車に乗ると聞いていた。
言いたいことなんて、もうとっくにないし、CDを渡すだけだから
今寝て、10時ぐらいにでも家を出ればなんとか間に合う。
「ひとやすみ、ひとやすみ」
私はベッドの中にまどろんだ。忘れずに目覚ましをかける。
何度も洗濯してしまったシーツから、もう和ちゃんの匂いはしなくって。
「もういいんだ、いいんだよ」そう自分に言い聞かせながら、ほどなく、眠りに落ちた。
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