過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」2
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◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/03/10(土) 04:22:29.79 ID:fiKeJx/Ho
一瞬、一方通行の思考が空白になった。
心臓も肺腑も脳髄も全ての臓腑が機能を停止したかのごとく、彼は止まる。
その様子を見て、苦しそうに咳き込みながらも『ミサカ』はにぃと笑う。
楽しそうに。
憎むように。
詰るように。
蔑むように。
自らの言葉が一方通行に与えた打撃を、吟味するかのように。
思考を再開させた一方通行の脳内はパニックに陥っていた。
何故だ。
どうしてだ。
そんな疑問が思考を埋め尽くして行く。
彼が戦っていた相手は『油性兵装』だ。
大量のオイルを自らの体の一部のように操る能力者だ。
加えて、直前まで彼女と交戦しつつ会話の応酬をしていたのだ。
『油性兵装』の声は『ミサカ』のものとはだいぶ異なる。聞き間違えるはずがない。
能力が違う。
声質が違う。
だが、外見は?
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