176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage saga]
2011/08/06(土) 22:31:11.16 ID:gqkoa2HS0
ダングレスト 郊外住宅
ジュディス「今クレイは空き家で宿を取ってるわ。アジトにしてるみたい」
ユーリ「ありがとさん。しかしキュモールねえ…」
ジュディス「知り合いなの?」
ユーリ「一回会ったことがある。まあ平民を見下してる典型的な下衆貴族だ」
ガチャ
レイヴン「おっジュディスちゃんも戻ってたの」
ユーリ「さっきな。おっさんはなんかわかったか?」
レイヴン「クレイの素性がわかったよ。ザーフィアスに居を構えてる貴族の長男だ。容姿も一致してる。青年が言ってた流派の師匠に弟子入りして貴族からは勘当同然、で今は行方不明扱いになってるね」
ジュディス「ふーん。だから様になってたのね」
ユ−リ「なにがだ?」
ジュディス「貴族の格好してたのよ」
レイヴン「もうひとつ情報。そのクレイの師匠は殺人事件の被害者で現在も捜査中、弟は数日前に変死。クレイの元婚約者が行方不明になってる」
ユーリ「クレイがやったのか?」
レイヴン「そこまではなんとも。もうちょっと調べてみるよ。クレイの痕跡はまだけっこうあるのよ」
ユーリ「わかった。…じゃ俺は行くかな」
レイヴン「イエガーかい?」
ユーリ「ああ、今度は何を言いつけられるのやらな」
ジュディス「…ねえどうしてそんな回りくどいことをするのかしら?」
249Res/187.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。