過去ログ - インデックス「――――あなたのために、生きて死ぬ」
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908:天使編B[saga]
2011/09/11(日) 20:37:16.16 ID:S9t1RThW0


永田町の老人の様なわざとらしい咳ばらいが一つ二つ。

気を取り直したみことが私の身体を離し、高らかに宣言した。


「ではここからがガールズトークの本番!」

「この場で『ガール』って歳の女性はおねむ中のまこちゃんだけですけど」

「シャラップ! それではステイル=マグヌスくんのどこが好きなのか、
 インデックスちゃんに根掘り葉掘り聞いてみましょおー!!」


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「僕から見た、彼女の美点か」

「もっとストレートに『好きな所』でいいじゃねえか!!」

「鼓膜が割れそうになるから大声は止めてくれ。ただでさえフラフラしてきてるんだ」


削板の剛速球を見送った僕は、何杯目か数えるのもあほらしくなってきた酒杯を一旦下ろした。

脳裏に、彼女の可憐な笑顔を浮かべて一時の至福に浸る。

彼女の無数に存在する魅力を、こんな矮小なグラスに吐き出しきれるわけもなかった。


「ベタな、いやベターな選択で容姿から言及しようか」

(上手い事言う程度には脳みそ働くのな)


上条当麻が生温かい視線を向けてきたが、無視だ無視。


「まずは、指かな」

「これはこれは。いきなり。マニアックなところを攻めてきた」




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