121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/24(日) 11:34:54.72 ID:INR0+wpb0
「フン、そんな事か」
刺賀刑事は咳払いをひとつし、ボクに向き直る。
「なんのこたぁない。さっき言った通りさ。お前さんと殺人鬼との繋がり、因果関係は
認められていないが、被害者との繋がりはある」
「つまり、これは殺人狂による無差別殺人なんかじゃなく、明らかな殺意を持って人を
殺してまわってるという事」
「……」
「なら、殺人鬼が街をうろうろしているこの状況から、お前さんが何らかのアクションを
とれば、ヤツもそれに反応して、手掛かりを落とすんじゃねーかと俺らは踏んだ訳だ」
「そして、犯人よりも先にお前さんに接触して、なんのアクションとったのか聞いときゃ
捜査もバンバン進展するって寸法よ」
「なんにも矛盾してねーよ」
「……だから今、このタイミングでボクが殺される前に、会いに来た、と」
「ボクは体の良い餌という訳ですね」
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