132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/24(日) 18:42:19.71 ID:INR0+wpb0
ボクがそう口にしようとした矢先、
「は〜〜あ、笑った、笑った」
男が、笑いをやめて立ち上がった。
「おら、荒谷、帰るぞ」
「へっ? い、良いんですか?」
「良いもなにも、これ以上は不味いだろ」
「はあ……」
「だよな、『お兄ちゃん』?」
「……」
あんた何か誤解してないだろうな。
「ま、俺らは帰るからさ、よろしくやれや」
「いや、ボク達はですね……そういう関係じゃ」
「わ〜ってるって、女の前じゃあそう言いたくなる気持ちもよぅ。けどな、
時には諦めも肝心だぜ?」
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