37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/06(水) 23:19:21.52 ID:IrvP5H+o0
だったら殺さなきゃ良いのに、って話なんだけどさ。
交差点を曲がって、付近の家の壁に背荷物を押しつけながら辺りを窺う。
けっこう走ったけどどうだろう。
ここに来るまでも、何度か交差点と人目に付きにくそうな小道を選んだつもりだが。
…………。
壱葉さんの姿は確認できない。
どうやら振り切ったみたいだ。
「ふい〜〜〜っ」
久し振りに、しかも本日早くも二度目の全力疾走したおかげで全身から汗が噴き出る。
夏の暑さも相まってベタついて気持ち悪い。
ボクは乱れた息を整えながら天を仰いだ。
上空には、綺麗な朝焼けが広がっていた。
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