6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/03(日) 17:27:24.67 ID:chgbxTd/0
「……で、もしかしてもう出かけるのか?」
妹の張り切り具合を目の当たりにして、ボクは尋ねる。
きっとコレを聞かなきゃ始まらんのだろう。
妹がさっきからソワソワしてるし、兄として妹の期待にゃあ応えねば。
「うん♪お弁当作ったし、準備バッチシ!」
妹は相も変わらず元気いっぱいだ。
それにしても、人を殺しに行くのにお弁当を持参するとは、なかなかどうして
楽しい現場になりそうだなと思う。
「そっか、じゃ行くか!」
「うんうん、レッツGO〜〜〜♪」
ボクは昨夜用意していたリュックサックを背負い、妹が持っていた弁当を
受け取りながら、ジャージ姿のまま部屋を出る。
このとき、時計の針は午前4時23分を指していた。
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