47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:25:20.41 ID:NzZfbvjxo
私はあずにゃんを席に座らせた、そう、お互いあの頃と同じ席へ……
席に座ってからも辺りを不思議そうにキョロキョロ見ていたあずにゃんだけど、しばらくしたら私に向き直って話しかけてきた。
梓「ねえ唯先輩」
唯「どったの?」
梓「最初私と先輩が女性同士なのに恋人だって聞いて信じられませんでした」
唯「まー、そりゃそうだろうねぇ」
梓「でもこうして先輩と数日間過ごしてみて何となく、うまく説明はつかないんですけど冗談じゃなくて本当なのかなって思うようになってきたんです」
唯「思い出しかけてきてるの?」
梓「いえ……ごめんなさい。思い出せないんです、まだ何も」
唯「ゆっくりで……ゆっくりでいいよ。急ぐ必要なんてないからね。少しずつ思い出していけばいいよ」
梓「私達のこと教えてくれませんか?どうやって知り合ってどうやって好きになってどうやって結ばれたのか」
唯「そうだねぇ、私達が初めて出会ったのは私が高校2年の時の春、新学期が始まってすぐの頃だったかな」
唯「この時私達の軽音部は4人で活動しててさ、この年入学した新入生の子を新歓ライブで入部させようって目標を立ててたんだ」
梓「たった4人ですか?」
唯「そう、でも勧誘活動そのものが上手くいかなくってさ、ライブも成功したと思ったのに中々新入生の子が来てくれなかったんだ」
唯「でも4月もそろそろ終わりかなって頃に大きな出来事が起きたんだよ」
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