51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 21:32:17.91 ID:NzZfbvjxo
唯「はじめてあずにゃんとの関係に大きな動きができたのはその年の夏休みの時だったかな」
唯「この日、私達軽音部は合宿にきてたんだ。その夜中、私がこっそり1人でスタジオで練習してたらあずにゃんが来たんだ」
〜〜〜〜
唯『ごめんねあずにゃん、こんな夜遅くに練習付きあわせちゃって』
梓『いいんです、気にしないでください。私も唯先輩と一緒にもっと練習したいと思ってましたから』
私はあずにゃんにギターを教わってるのが楽しかったし、すごく幸せだった。
あずにゃんの憧れの期待を裏切っちゃったかもしれない私に対して、嫌な顔1つしないで1つ1つ丁寧に教えてくれたんだ
あずにゃんの教え方はとても上手でね、今まで1人じゃ上手くいかなかったとこがちゃんと出来るようになって私ホントに嬉しかったんだよ。
唯『私、あずにゃんに出会えて良かったよ!』
梓『えっ?うわわっ!』
この時私、余りの嬉しさにあずにゃんを床に押し倒す勢いで抱きついちゃったんだ。
もしかしたらあずにゃんはただ練習をやり足りなくて付き合ってくれただけなのかもしれないけど、私にとってはとても重大な出来事だったんだよ。
〜〜〜〜
梓「それで、その後どうなったんですか?さすがに同姓相手じゃ中々切り出せなかったんじゃないですか?」
唯「うん、私もこの頃はそう思ってたよ。だからとてもじゃないけど好きだなんて言えなかったんだ。もし告白したりとかして逆に嫌われたらどうしようって想像しちゃって怖かった、とても」
梓「じゃあ2人きりでお出かけとかしなかったんですか?」
唯「そうだねぇ、いつも遊びに行く時はさ、軽音部のみんなや憂が一緒にいたから2人だけでお出かけって高校2年間の間あんまりなかったんだ。もっとも、言い出す勇気がこの時の私にはなかったんだけどね」
梓「え?それじゃあこの後何も進展しなかったんですか?」
唯「一応だけど、この後一度告白しようって思ったことがあったんだっけ」
梓「そうなんですか。聞かせてくださいよ」
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