9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/03(日) 20:47:34.00 ID:NzZfbvjxo
――
澪「――うん、ここはそうやって……こうした方が早いし楽だと思う」
唯「ふむふむ……なるほど、確かにそうした方がよさそうだね」
唯「とりあえずメモしておこうっと」
私の記憶力は昔に比べて明らかに落ちていて、こうやっていちいちメモを取らないとすぐに忘れちゃうようになっていた。
唯「澪ちゃんいつもいつも本当にありがとう」
澪「いやいいんだ、私は別に大したことはしてないしさ」
唯「ねえ澪ちゃん」
澪「どうした唯」
唯「今週末の土曜日、お祭りなんだよね」
澪「そういえばそうだったな。憂ちゃんと行くのか?」
唯「うん……憂も私の前では明るく振舞ってるけど、絶対寂しがってると思うんだ。だからたまにはさ……」
澪「でもさ唯、お前人ごみ大丈夫なのか?」
唯「そうなんだよね。私のこの身体さえ平気だったらなぁー」
TV「―― 一部、雨が強く降る恐れもあります」
オフィス内で垂れ流し状態のTVから天気予報のキャスターの声が聞こえてきて私の視線はそっちに注がれる。
「雨」という単語に最近やたらと敏感になっているから。
TV「しかし、前線が近づいてくるということはいよいよ梅雨入り間近、雨の季節到来という事になります――」
唯「いよいよ梅雨入りかぁー」
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