過去ログ - 少女「エーテル病になった……」【Elona】
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/07/04(月) 02:06:20.82 ID:SXnxgJxF0
それをみて頭領はハッとした。
相手は小道具を使う。それならば接近武器は不利だ。ならば銃器か術。
術は詠唱に少し時間がかかるし、配備している銃器には命中精度に不安がある。
ならば。

頭「銃を持ってる奴は弾幕を張れ! 持ってない奴は術士を守れ! 術士は……ッ!」

頭領の指示に慌しく盗賊たちが動く。
だがそれよりも早く青年は動いていた。

盗賊「ぎゃああ」ズシャ
盗賊「ひぃ、こいつ強い」ズバッ

 盗賊団の構成員H〜iは大剣で切られてミンチになった!

黒いマントを翻し、凄まじい速度で接近する青年はまるで黒い竜巻のようであった。
手に持った黒光りする大剣で盗賊たちが次々となます斬りにされてゆく。
銃持ちも接近武器持ちもやられた。だが間一髪ながら詠唱は完了していた。

術士「このっ……!」

術士がならんで杖を振り上げる。杖先には青白いエネルギーが集束している。
だが、青年は焦らない。

青年「ルビィ、やれ」

生き残った三人の盗賊団の術士が並んで杖を青年に振り上げると同時に、彼らの横に小さな影が出現する。

妖精「はいよ、《地獄の吐息》ッ!」

妖精の指先から灰色の光線が噴出し、盗賊団の術士達を貫いた。
光線によって穿たれた風穴からは生命の輝きが噴出し、術士たちの全身から一瞬で血の気が失せる。

 盗賊H〜Jは冥界に堕とされた!



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