過去ログ - 緒花「もう帰る」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県)
2011/07/12(火) 22:07:04.80 ID:q4JBJyRSo
錯覚でしょうが、ディストーションのエフェクトが声にかかっているように聞こえたのです。
例えるならば落雷に遭遇した、あの後を引く夥しい静電気。私は落雷にあったことないけれど。
自分で言うのは違う気がしますが、感受性豊かな私だからこそ、ここまで驚けたのでしょう。
ベタなリアクションを起こした後に、私はみんちを振り向きました。

民子「……いいって」

緒花「……」

みんちは水道水に侵されるビールの泡の行方だけを見つめて、見向きもしませんでした。
とりあえず不機嫌なんだと理解した私は、

緒花「ど、どうしたの……?」

と聞いて、詮索を開始したのですが、同じく相手をしてくれないので困りました。
結局なにも聞けないままみんちはビールを流し終わり、黙々とビールケースを運んでは私を無視するのです。
ちょっとだけ泣きそうになりました、これでも女の子なので。

巴「おはよ、二人とも」

民子「おはようございます」


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