過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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133: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/07(木) 18:58:54.20 ID:V2dfOUv60
さだのり「・・・」

三人は、セルジオの墓の前で口をつぐんでいた

墓の前


寄り添うように、ソラは眠っていた

邪火流「お前すげーよ」

邪火流「さだのりみたいに体力があるわけじゃないのに、何人も兵士殺したんだってな・・・」

邪火流「・・・最後に人殺しだなんて、俺達らしい最後なんだよな」

遠藤「・・・止めればよかったな」

さだのり「止まらなかったさ、こいつは」

さだのり「・・・走ったのはこいつだ、足を止められるのもこいつだけだ」

邪火流「・・・墓、作らないとな」


三人が、地面に穴を掘る

深い深い、水溜まりができてしまうほどに


邪火流「あーあ・・・殉職は二階級特進だってよ」

さだのり「お前ら、ソラの部下扱いになんのな」

ケラケラ、とさだのりが笑う

遠藤「ははは・・・でも、ソラみたいな上司なら悪くねぇかもな」

さだのり「・・・そうだろうな」

さだのりが空を見上げる

その日は晴れだった





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