過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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◆G2uuPnv9Q.
[saga]
2011/07/07(木) 23:00:43.08 ID:V2dfOUv60
さだのり「そいつは驚いた・・・いや、あの時も十分綺麗だったけどさ」
さだのりがポツリとつぶやく
舞子「・・・あの時ね、あなたに恋をしたのよ」
さだのり「なんで俺だったんだよ?他にもいたじゃねぇか」
邪火流とか、とさだのりが続ける
舞子「・・・あなたが話し掛けてくれたから」
さだのり「は?」
舞子「謝ってくれたでしょ・・・優しかったもの、あなたは」
さだのり「・・・そうかい」
さだのりが小さく笑う
さだのり「あの時、お前は俺に救われたか?」
舞子「えぇ・・・死のうとも思っていたけど・・・恋をしたから、生きられたわ」
さだのり「よかったな、そりゃ」
誰かを救うために
誰かを犠牲にするのではなく
さだのり(誰も傷つけず、か)
さだのり(お前は・・・そうして死んだのか・・・遠藤)
さだのりが上を見上げる
そこには夜空はなく
無機質な天井だけが広がっていた
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