過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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167: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/07(木) 23:00:43.08 ID:V2dfOUv60
さだのり「そいつは驚いた・・・いや、あの時も十分綺麗だったけどさ」

さだのりがポツリとつぶやく

舞子「・・・あの時ね、あなたに恋をしたのよ」

さだのり「なんで俺だったんだよ?他にもいたじゃねぇか」

邪火流とか、とさだのりが続ける

舞子「・・・あなたが話し掛けてくれたから」

さだのり「は?」

舞子「謝ってくれたでしょ・・・優しかったもの、あなたは」

さだのり「・・・そうかい」

さだのりが小さく笑う


さだのり「あの時、お前は俺に救われたか?」

舞子「えぇ・・・死のうとも思っていたけど・・・恋をしたから、生きられたわ」

さだのり「よかったな、そりゃ」

誰かを救うために

誰かを犠牲にするのではなく

さだのり(誰も傷つけず、か)

さだのり(お前は・・・そうして死んだのか・・・遠藤)

さだのりが上を見上げる

そこには夜空はなく

無機質な天井だけが広がっていた





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