過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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218: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:36:24.02 ID:RprShNyX0
舞子「あら、今日は時間には間に合ったわね」

さだのりに気づいた舞子が嬉しそうに言う

さだのり「・・・お前いつからいたんだよ」
以下略



219: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:36:51.09 ID:RprShNyX0
さだのり「綺麗だな・・・ホント」

舞子「えぇ」

ずっと上を見つめ、二人は微笑んでいた
以下略



220: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:37:32.78 ID:RprShNyX0
さだのり「まぁいいじゃねぇか・・・で、受け取ってくれるか?」

舞子「デザインが気に入ってるならあなたが二つともつければいいじゃない」

さだのり「・・・それじゃダメだろ」
以下略



221: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:38:23.49 ID:RprShNyX0
さだのり「受け取ってくれるか?」

舞子「えぇ、そういうことなら喜んで」

舞子がすぐに左手の薬指にペアリングをつける
以下略



222: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:39:33.67 ID:RprShNyX0
さだのり「それより腹減ったな・・・喫茶店行くか?」

舞子「あ、待って」

何かを取り出した
以下略



223: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:40:12.18 ID:RprShNyX0
舞子「だから、あーん」

さだのり「いや、あーんってなんだよ?」

舞子「あら、知らないの?」
以下略



224: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:42:11.78 ID:RprShNyX0
さだのり「どんだけあーんをしたい人なんだよお前は!」

舞子「いいじゃない、デートなんでしょ?」

さだのり「い、いやそれはまぁ・・・」
以下略



225: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:43:29.39 ID:RprShNyX0
さだのり「・・・はぁ」

これ以上の押し問答は時間のムダだ

さだのりはそう結論付ける
以下略



226: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:44:05.41 ID:RprShNyX0
さだのり「・・・なぁ、あそこの人がなんか微笑んでるんだけど」

舞子「あら、いいじゃない」

どう見てもカップルな二人を見つめている人が一人だけいた
以下略



227: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:44:35.51 ID:RprShNyX0
さだのり「・・・で、これからどこ行くんだ?」

舞子「そうね・・・二人きりになりたいわね」

さだのり「・・・なんか危機感を覚えるんだけどさ」
以下略



228: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/10(日) 09:45:01.24 ID:RprShNyX0
舞子「・・・いつも一定の距離を置いて」

舞子「一緒に笑ってはくれるけど、一緒に涙を流そうとはしない」

舞子「一人で抱えて、私には背負わせようとしない」
以下略



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