過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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332: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 20:59:59.79 ID:W/eHxpsr0
その目は真っすぐだった

邪火流「バカかお前!あんな大群一人で・・・」

さだのり「お前がいてもなんにもなんないだろ」
以下略



333: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:00:31.40 ID:W/eHxpsr0
さだのり「じいさん、アンタも一緒に逃げな」

「何を言う・・・ワシは家族の元へ向かうのじゃよ」

「ここには家族がいる、なぜそこを・・・」
以下略



334: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:00:57.49 ID:W/eHxpsr0
さだのり「アンタの家族はアンタの心の中にいる」

さだのり「アンタ、家族が目の前で死んだんだろ」

さだのり「・・・辛かっただろ、それは」
以下略



335: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:01:23.83 ID:W/eHxpsr0
さだのり「アンタの帰る場所は一つだろ」

さだのり「この村じゃない、自分の家のある場所じゃない」

さだのり「家族がいる場所なんだろ」
以下略



336: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:02:11.06 ID:W/eHxpsr0
「・・・分かった、ワシは家族を守りたいのじゃ」

さだのり「それでいい」

ニカリとさだのりが笑う
以下略



337: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:02:44.84 ID:W/eHxpsr0
さだのり「・・・舞子、邪火流はいいヤツなんだ」

舞子「なによいきなり・・・」

さだのり「邪火流、舞子は・・・俺が言うのもなんだけど、最高の女なんだ」
以下略



338: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:03:19.23 ID:W/eHxpsr0
さだのり「悪い、俺はお前達を守りたいんだよ」

舞子「覚悟はしてたわ、いつかあなたが死ぬかもって・・・」

舞子「でも・・・いいの・・・?あなたは私のことを・・・」
以下略



339: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:03:58.52 ID:W/eHxpsr0
邪火流「さだのり・・・いいのか?」

さだのり「なにが」

邪火流「・・・俺が舞子を好きになるんだぞ?俺が舞子と結婚するかもしれないんだぞ?」
以下略



340: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:04:26.21 ID:W/eHxpsr0
舞子「・・・えぇ」

舞子がうなずく

肩が、震えていた
以下略



341: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:05:00.10 ID:W/eHxpsr0
邪火流「・・・いつかまた会えるよな?」

さだのり「あぁ、そのうちな」

舞子「・・・愛してるわよ、さだのり」
以下略



342: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:05:26.40 ID:W/eHxpsr0
さだのりがその唇を人差し指で抑える


舞子「・・・ふふ・・・あなたらしいわ」

以下略



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