過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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373: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:36:27.88 ID:W/eHxpsr0
さだのり「本当にありがとよ、邪火流」

さだのり「舞子を幸せに出来るのは俺じゃなかったんだ、お前なんだ」


以下略



374: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:38:11.06 ID:W/eHxpsr0
邪火流「・・・さだのり、俺は舞子と幸せになりたいんだ」

さだのり「分かってるさ」

さだのりが笑う
以下略



375: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:38:59.65 ID:W/eHxpsr0
さだのりがひらひらと手を振る

二人は互いに背を向けて

別々の方向へ歩いていく
以下略



376: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:39:42.72 ID:W/eHxpsr0
桜の木の下

さだのりと、初めて一緒にデートをした公園

そこのベンチに、舞子は一人で座っていた
以下略



377: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:40:16.06 ID:W/eHxpsr0




さだのり「なんだよ、舞子」
以下略



378: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:41:06.79 ID:W/eHxpsr0
舞子は、自分の耳を疑った

彼はもういないはずだったから

もう会えないはずだったから
以下略



379: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:42:01.37 ID:W/eHxpsr0
舞子「どうして・・・なんで・・・」

さだのり「・・・話がしたくてさ」


以下略



380: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:42:39.50 ID:W/eHxpsr0
だから、辛かった

でも

それでも
以下略



381: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:43:16.66 ID:W/eHxpsr0
舞子「変わらないのね、あなたは」

舞子が懐かしそうに笑う

さだのり「変わりようがないだろ、俺は俺なんだから」
以下略



382: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:43:55.91 ID:W/eHxpsr0
二人はしばらく、桜を眺めていた

さだのり「・・・お前と眺める桜が好きだった」

舞子「私も・・・あなたと眺める桜は、なぜか綺麗に見えたわ」
以下略



383: ◆G2uuPnv9Q.[saga]
2011/07/19(火) 21:44:47.17 ID:W/eHxpsr0
さだのり「過去のことさ、懐かしい過去のことだ」

舞子「・・・もしあなたがもっと早く帰ってきていたら、私は邪火流とあなたのどっちを選んだかしら?」

さだのり「もしもなんて興味ねーよ、あるのは現実だけだからな」
以下略



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