過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
1- 20
540: ◆G2uuPnv9Q.[saga sage]
2012/03/16(金) 21:05:09.40 ID:O0uKvjHv0


さだのり「…よぉ」

夏美「!!おじちゃん、大丈夫だった!?」

喫茶店に帰ってきたさだのりを迎えたのは、先ほどの二人だった

邪火流はまだ帰ってきていないらしい

さだのり「当たり前だろ…そんな簡単に俺がやられるかよ」

瑠璃「…!服が破けています…」

さだのり「…あぁ、これか」

脇腹に目をやり、軽く呟く

さだのり「…あーあー、せっかく新しい服だったのによ」

瑠璃「…刺されたのですか?」

さだのり「いや、そうじゃない」

瑠璃「ですが…」

さだのり「それよりカバン、取り返したぞ」

被害者の女性の一人に、ぽんとカバンを放る

「あ…ありがとうございます」

さだのり「…気をつけな、人間の心の中に完全に平穏な場所なんてねぇ、絶対にだ」

「…はい」

さだのり「さーて、俺は仕事は終わらせたし…」

瑠璃「…ですが、私はこの子を見張っていなければなりません」

さだのり「?だからなんだよ、俺は行くからな」

夏美「お、おじちゃん…ピクニックは…」

さだのり「行かねぇよ、お前らだけで楽しめ」

ヒラヒラと手を振って、さだのりがその場を去る


瑠璃「…悲しい人ですね…彼は」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
935Res/920.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice