過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
↓
1-
覧
板
20
542
:
◆G2uuPnv9Q.
[saga sage]
2012/03/16(金) 23:18:06.05 ID:O0uKvjHv0
さだのり(…あぁ、もしかしたら)
誰かの幸せを見届けるには、これほどの体が必要なのかもしれない
他人の幸せを守るためには、自分の幸せを守る以上の力が必要なのかもしれない
さだのり(…だとしたら)
これは、必要な力のはずだ
彼にとっては、必要な
遠くから誰かを守るために、駆けつけるには必要な
そして、自分で誰かを抱きしめるにはあまりに強すぎる力だ
さだのり(…丁度いいじゃねぇか、これなら他人に近寄りたいとも思わない)
夏美にも、邪火流にも、舞子にも
必要以上に近づくこともない
さだのり「…何しにここに来たんだろうな、俺は」
帰る場所がほしかったのか
彼女の顔を見たかったのか
過去の思い出に逃げたかったのか
さだのり「…どれでもねぇか」
さだのり「…俺は結局、迷ってるだけなんだろうな…」
ふらふらと旅路の途中に、偶然ここに来ただけなのだとしたら
さだのり(…いや、考えるのはやめるか)
宿に泊まろう、そして明日にはもう戻る
この街は、彼には暖かすぎるから
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
935Res/920.36 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1309780773/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice