過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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578: ◆G2uuPnv9Q.[saga sage]
2012/03/18(日) 23:05:43.44 ID:wwcWpyy/0
邪火流「…さだのり、何ウジウジしてんだよ」

笑いながら近づいてくる彼は、邪火流だ

さだのり「…うるせぇ、お前ももう来るな」

邪火流「…そうだな、お前は一人の方がいいのかもしれない」

さだのり「…分かってるならどっか行けよ」

邪火流「…さだのり、お前…一人なのか」

さだのり「…」

なんなんだよ、とさだのりが悪態をつく

さだのり「俺は一人だ」

邪火流「…本当に?」

さだのり「…」

邪火流「…さだのり、舞子はお前のおかげで幸せになった」

さだのり「違う、お前のおかげだ」

邪火流「さだのり、夏美はお前のおかげで笑ったんだ」

さだのり「これからはお前が笑顔にしてやれる」

邪火流「…さだのり、俺はお前に出会ったんだ」

さだのり「…」

邪火流「…馬鹿みたいに真っ直ぐで、強くて、鬱陶しいお前に」

邪火流「…俺はお前から何もかも奪ってしまった、悪い」

さだのり「…舞子のことなら関係ねぇよ」

邪火流「夏美も…だよ」

さだのり「…違う」

邪火流「…俺はクズだ、お前の幸せを奪ったクズなんだ」

さだのり「そんなんじゃねぇ」

邪火流「…俺は…俺はさ、本当は…お前と出会わなかった方がよかったのかな、そしたらお前は…幸せになれたのかな」

さだのり「…そんなわけ、ねぇだろ」





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