過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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◆G2uuPnv9Q.
[saga sage]
2012/03/29(木) 10:44:30.88 ID:YRuMpQ8a0
阿修羅「・・・随分規律の取れた軍隊だな」
「君はなんだね、この国の市民か」
阿修羅「足並み揃えて歩兵は進む、か・・・笑えるな」
「君は何なのかと聞いているのだがね」
阿修羅「国に従って尻尾振る仕事か、犬も呆れるほどの従属感だな」
軍隊の進路に立っている青年は、愉快そうに笑う
「隊長指揮官殿、如何致しましょうか」
「構わん、撃て」
「ですが、相手はまだ・・・」
「何を言っている、これに年齢など関係ないのだよ」
隊長指揮官が、ジロリと兵を睨む
「今から死に行く者に年齢も性別も、過去も未来も関係ない・・・それが戦争によるものならば尚更だ」
阿修羅「戦に年齢は関係ない、か・・・素晴らしい考えだ」
「さぁ、撃て」
戸惑ったような兵士達
だがやがて、一人の兵士が青年に向けて銃を構える
「悪く思うなよ」
引き金に手を掛け、そしてそれを
阿修羅「・・・」
引くことは、出来なかった
青年がその前に動いた
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