過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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612: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/04/02(月) 15:09:09.36 ID:JI+6M4WO0


邪火流「…こちらの残存兵力は」

「…5000と少し、というところです」

邪火流「…今のところ俺達にはほとんど被害はないな」

相手が攻撃を仕掛けてきてすぐだ、それも当たり前のことだろう

ベッケンバウアー「…全員、武器を持ったか」

「はっ!」

ベッケンバウアー「…頼む、皆を守ってくれ」

「はっ!!」

邪火流「…行ってきます、陛下」

ベッケンバウアー「…頼むぞ」

足並みを揃え、兵が歩き出す

邪火流(…敵は人数も、武装も、俺達より格段に上だ…)

邪火流(…俺達に出来るのは、足止めだな…)

邪火流(あとは)

ベッケンバウアーが上手く隣国の長と話をつければいい

そんなことが出来るのならば、だが

邪火流(…こんな時)

さだのりがいてくれたら

あの、人間とは思えないほどの男がいてくれたら

邪火流(考えるな、そんなこと…)


「!!隊長、敵兵確認!!!」

邪火流「…撃て、ただし殺すなよ」

「はっ!!」

邪火流(…守るための、殺さない戦い…か)


邪火流(昔の俺なら…鼻で笑っていたかもな)





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