過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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615: ◆G2uuPnv9Q.[saga sage]
2012/04/25(水) 17:28:08.92 ID:h5edyXOW0

さだのり「…舞子、夏美と舞をしっかり見とけ」

丘を降り切った所にある、細い畦道

そこで突然、さだのりが剣を抜いた

ギラリと光る刀身には舞子の姿が映っている

舞子「…何かあったの?」

さだのり「…近いんだよ、敵が」

瑠璃「で、でも姿は見えませんよ?」

さだのり「音だ、足音が聞こえる…ここまで大質量で、足並みを揃えて歩いているのは動物の群れか軍隊だけだ」

阿修羅「…アンタには分かるのか」

さだのり「聞きなれてるからな」

おそらく5kmほど先にいるはずだ、とさだのりが説明する

舞子「…それだけあるなら、まだどうにか…」

さだのり「…分かってないな、人を平気で殺せるようなヤツらにとって、5kmなんてなんでもない距離だ」

瑠璃「…そうなんですか?」

阿修羅「ミサイル、重火器、核弾頭…やろうと思えばこんな距離からでも敵を駆逐することは可能だ」

さだのり「…阿修羅、お前は列の最後尾にまわれ」

阿修羅「アンタは前を守るのか」

さだのり「全方向だよ」

言ってからさだのりが、辺りに目を配らせる

人の気配はない、今のところは

さだのり「…邪火流達と合流するのが早い、軍の連中を追うぞ」

瑠璃「どこにいるのか分かるのですか?」

さだのり「あぁ、分かる」

眉をひそめて、さだのりが鼻で笑う



さだのり「行進が下手なほうの軍隊だ、そこに邪火流達はいる」





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