過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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679: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 17:57:47.97 ID:Ee9ZYm790
さだのり「被害の大きい方に進めば進むほど、爆心地に近づけるのは常識でもあるだろ」

瑠璃「じゃ、じゃあお兄さんは…!!」

さだのり「さぁな、生きてるか死んでるかのどっちかだ」

外の風景に、全員が目を凝らす

舞子「…どんどん、炎が勢いを増してるわ」

夏美「暑い…」

さだのり「…おい運転手、水は積んでるか?」

「はい、後ろのトランクに」

さだのり「分かった」

ずいっと、座席から身を乗り出して水を手に取る

さだのり「ほらよ、夏美」

夏美「うん、ありがと…」

ゴクゴク、と水を飲む夏美をさだのりが少しだけ微笑みながら見つめる

夏美「?どうしたの?」

さだのり「いや…水分は切らすなよ、こんな場所で脱水症状なんて冗談じゃなくなる」

夏美「…うん」

邪火流「…なぁさだのり、もしも…もしもだ、爆心地に敵がいたとしたらどうする」

さだのり「…この車両を合わせて、今爆心地に向かってるのはわずかに5台だ」

兵士の数は、全てで20ほど

相手がよほどの少数でない限りは、不利なことに間違いはない

さだのり「…勝機はある、敵の隙を突きさえすれば」

邪火流「…」





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