過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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780: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/28(木) 14:33:49.08 ID:FJ7NulEm0
「はっ…はっ…」

荒い息をしながら、男がさだのりに向けて中指を立てる

その指を、まるで誘うかのような動きでさだのりを挑発する

「来いよ、さだのり」

さだのり「…」

邪火流「やめろさだのり、今は相手が退くことが第一だ、ここでお前が行ってもしも…」

さだのり「負けたら、か?」

物陰に隠れている邪火流の方を睨んでから、さだのりが走り出す

邪火流「おい、馬鹿!!!」

さだのり「俺はなぁ、今腸が煮えくり返ってる!!イェェェアア!!!煮えくり返ってるんだ!!!」

足元に落ちていた兵士の銃を拾い、さだのりが男へ向けて発砲する

邪火流は驚いた、あのさだのりが、上手く銃を扱っているのだ

彼は、いつも剣しか扱えないと言っていたのに

「俺だって、腸は煮えくり返ってるんだぜぇ!!お前の腸をシチューにして食いでもしなきゃなぁぁぁ!!!」

バネのようにしなやかな動きで、男がその銃弾を避ける

「中指立てたの覚えてるか、あれはな、殺すってハンドサインなんだよ!!!!」

さだのり「だったらその中指で、てめぇのケツでも掘ってやがれ!!!」

二人の刃が交差する、男の鎖鎌には刃が二つ、一方のさだのりは一つだけ

「ひゃっはぁ!!貰った!!!」

さだのり「いいや、渡してないねぇ!!」

体を回転させたさだのりが、連続して刃を男へと向きたてる

男はそれを、後ろに下がるステップで華麗に避けた

「おーおー、うちの軍隊が結構やられてるねぇ!!」

さだのり「はん、命を取ってないだけマシだと思え、うちの軍隊が平和主義でしつこくってねぇ!!」

「それをお前は捨てたんだなぁ、さっすがぁ!!!」

さだのり「黙れ腐れ外道が!!!」




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