過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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782: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/04(水) 09:35:37.80 ID:pet8/zMO0
さだのり(こんくらいの痛みで、俺は退くわけにはいかない!!)

放さない、手の中の刃を、決してさだのりは放さない

「てめぇ…!!いいね、掌の中がズタボロになって泣け!!!」

鎖を勢いよく、男が引っ張った

その瞬間に、さだのりは突然刃を放す

「!?」

さだのり「やると思ったんだぜ」

体のバランスを崩した男、無理もない

彼が今立っているのは戦車の上だ

「くそが…」

さだのり「高いところが好きだってな、だったら落としてやるまでよ!!!」

剣を振るう、目指すのはただ一つ、男の首だ、それを地面へと叩き落とすことだけが

しかまだまだまだまだ!!」

鎖の部分でその剣を受け止める男、今まではそうやって、さだのりや邪火流の剣を受け止めてきた




「ふっ!?」

斬れたのだ、鉄製のその鎖が、さだのりの剣によって、いや、さだのりの腕力によって!!

さだのり「もらった!!」

鎖を断ち切ったその刃は、そのまま男の首を目がけて振り下ろされる

「…仕方ないねぇ」

忌々しそうに、小さく呟いてから男が二つの刃を構える

「どうして、俺が鎖鎌を使っていたか教えようか、俺は元々、こうやって近くで戦うのを好まないからだ」

さだのり「なに?」

「近くで戦うのは、リスクが高いからなぁ」

二つの刃を交差させ、男がさだのりの剣を受け止める

今度は、剣が止められてしまった





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