過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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◆G2uuPnv9Q.
[sage saga]
2012/10/12(金) 21:36:31.67 ID:UjMAolTH0
夏美「…おじちゃん、本当におじちゃんも先生になるの?」
さだのり「そうだな、体育の先生にでもなるかねぇ」
夏美「あー…おじちゃんはそれしか出来なさそうだね」
さだのり「何が言いたいんだ」
夏美「…おじちゃん、学校とか行ったことあるの?」
さだのり「ない」
夏美「な、ないの?」
さだのり「あぁ、俺もないし、邪火流もないんだぜ?」
夏美「…おじちゃんの子供の頃って、どんな風だったの?」
さだのり「…そうだな、あれは…」
思い出すのは悲しい思い出だ
でも、そこにきっと、セルジオや、ソラや、遠藤の生きてきた時間がある
悲しい思い出なのに、それでも俺は忘れたいとは思わない
あいつらの笑顔が、もしも心の中で今も輝いているのだとしたら
そこに、ちょっとした灯りだけを与えるのが、俺の役目だと思うから
さだのり「…舞子は…そうだな、綺麗だった」
夏美「…おじちゃん」
さだのり「勘違いするなよ、今はそういう恋愛感情はねぇよ」
夏美「…うん、分かってる」
さだのり「…それで相談なんだがよ…舞って、料理は出来るのか?」
夏美「え?どうして?」
さだのり「ほれ、あいつって俺のこと好きみたいじゃないか、もし結婚…」
夏美「おじちゃん!!!!!」
さだのり「じょ、冗談だから、許し…」
さだのり「ノォォォォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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