過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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911: ◆G2uuPnv9Q.[sage  saga]
2012/10/18(木) 21:52:51.31 ID:aVcSiHTo0
>>910 いえ、ここではもう書いてないですよ





さだのり(…予想外すぎたな)

さだのりは困惑していた

彼は、今までほとんど子供というものを相手にしたことがなかった

無論、彼にだって子供時代というものは存在していたのだが、それは世間一般で言われる子供、とは程遠い、血まみれたものだった

だからこそ、夏美が国語やら数学やらを教えている子供達に初めて会った今、何から手を付ければいいのか分からないのだ

バイクに関して何の知識もない人間が、いきなり工具を渡されて「エンジンのボアアップでもしてみようか」なんて言われたのと同じ状況だ

いや、バイクには説明書があるだけ、まだマシと言えるだろう


さだのり「…なぁ、夏美…」

夏美「なに、おじちゃん?」

さだのり「…こ、こいつら…俺はどうすればいいんだ?」

夏美「どうすればって…おじちゃんがしたいことをすればいいんだよ」

さだのり「…」




さだのり「お前ら、いいか?女の体について…」

夏美「おじちゃん」




「ねぇ、夏美先生」

夏美「なに?」

「あの先生、どうしてあんなに大きな体してるの?」

夏美「?おじちゃんのこと?」

「おじちゃん先生なんだ!!」

「夏美先生のおじちゃんなの!?」

夏美「…うん、そうだよ…私の大切なおじちゃん」

「すっげー!!夏美先生より偉いの!?」

夏美「うん、私なんかよりずーっと偉いんだよ!!!」

「すげー!!!!!」




さだのり(…学校ってのは、結局何をするんだ…?)

さだのり(飯だけ食ってればいいってもんじゃあないんだな)





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