過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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913: ◆G2uuPnv9Q.[sage  saga]
2012/10/20(土) 08:49:46.75 ID:SvrTU5IX0

さだのり「…そうだ、体育なら教えてやれるな」

夏美「体育…?」

さだのり「こう…走ったり、投げたり、飛んだり」

夏美「アバウトすぎるよ、おじちゃん…」

さだのり「お前らだって、ずーっと机とにらめっこで嫌になるだろ?」

「うん!!」

「遊びたい!!」

夏美「あ、遊ぶんじゃなくて、体育の授業!!」

さだのり「一一授業だなんだって言わなくていいんだよ、子供は子供の時にしか出来ないことをするもんだぜ?机と向かって肩首凝らせて一日終えるのは、大人だって出来るだろ」

ひょい、と生徒の一人を肩車して、さだのりが教室のドアへと向かう

夏美「あ…」

さだのり「ん?なんだ、どうかしたか」

夏美「…ううん」

さだのり「ほーれみんな、外行ってキャッチボールでもしようぜ…グローブはないけどな」

「わーい!!」

夏美「…」




夏美(…肩車…か)





さだのり「…ボールの数はちょうどいいが…」

夏美「…この学校、校庭なんてほとんどないもんね」

さだのり「なぁ、どうせだしどっかの公園にでも行こうぜ?」

夏美「だ、駄目だよ!!今授業中なんだし…」

さだのり「おいおい、そこまで立派な学校じゃねぇだろ、校長が指輪とかネックレスしまくってたり、PTAがアホみたいに子供の生活に首突っ込んでくるような学校じゃあねぇだろ」

夏美「そ、そうだけど…」

さだのり「事後承諾だ!!!みんなも言ってみろ!!」

「「「事後承諾!!!!!」」」

さだのり「こうやって、子供には物教えるんだよ」

夏美(頭が痛くなってきた…)





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