過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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921: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2013/02/17(日) 09:06:51.84 ID:QlQY0xe+0

さだのり「…お前らー、そろそろ帰るぞ」

子供達に声を掛けたさだのりは……その肝心の子供達が集まる前に、歩を進めた

夏美「ちょ、ちょっとおじちゃん!」

さだのり「めんどくさい、待つのは嫌いなんだよ……」

夏美「……いっつも待たせてたくせに」

さだのり「?なんか言ったか夏美」

夏美「う、ううん……みんな、早く帰ろうね!!」







「ねぇさだのり先生!!今度はいつ来てくれるの!?」

さだのり「んー、そうだな……さすがに毎日学校抜け出すのはよくないだろうし」

夏美「はっ!そうだった……こ、校長先生になんて謝れば…」

さだのり「あとで俺が頭下げてやるよ」

夏美「おじちゃん……校長先生に会ったことないでしょ」

さだのり「…いいんだよ、別に」



さだのり「そうだな、今度は……俺の気が向いた時に来てやるよ」

「えー、明日来てよ!!」

さだのり「ダーメ」

「じゃあ明後日!!」

さだのり「ダメだ」

「ケチ!!!」

さだのり「うるせーな、お前らとっとと学校帰らないと怒られるぞ?」

「さだのり先生が守ってくれるから大丈夫だもん!」

さだのり(その大丈夫な自信がないんだよなぁ)






学校に到着したさだのりは、すぐに校長室へと向かった

しこたま大目玉を喰らうのを覚悟していたが、意外にも校長は理解を示してくれた…

さだのりと同じような考えの人なのだろう

少し変わった風貌の人だった、さだのりに少しだけ似てるような気がした

さだのり(…俺の生まれ変わりとかだったら面白いな)





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