過去ログ - 紬 「Get up!! Stand up!!」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/05(火) 22:42:42.12 ID:JPHYKbk40
といって日本を飛び出したものの...

現実は思った以上に厳しい

というか、命ってこんなにあっけないものかと痛感する。

私の回りには常にボディガードが付いている。

こればかりは仕方がないことだけど...

銃声が聞こえた瞬間、私はボディガードに囲まれる。

その体の隙間から見えるのは、明らかに「たった今命が尽きた人」が運ばれている光景だった。

最初のころはショック以外何者でもなかった。

簡単に命が消えていく。

その理由は

・ご飯が食べたいからお金が欲しい。
・気に入らない思想を持っているから。
・あいつを殺したら報酬をやる。

そんなに人間の命って軽いの?

私はとんでもないことに気がついた。

紬(なんて安直な発想だったの?)

紬(不幸な人達を知りたいって、どれだけ傲慢だったの?)

紬(でも、ここまで命が軽いって知って、どこに戻ればいいの?)

私は混乱に境地にいた。

紬(投げ出したい!!浅はかな考えを持ってた自分を投げ出したい!!)

紬(全てを無しにしたい!!暢気な学生生活に戻りたい!!)

でも、今となってはどうしようもない。

紬「ドラッグに走る理由がわかった...」
 
紬「手に入るんだったら、ヘロインでもコカインでもいいから現実逃避したい...

でも、幸いにも私の回りはしっかりガードされていて、安直な現実逃避はさせてもらえない。

紬「辛い!!辛いよう!!」

紬「律ちゃん!!澪ちゃん!!唯ちゃん!!梓ちゃん!!」

紬「辛いよう...苦しいよう...知らなくていいことは知らない方が良かったよう...」

紬「うぅ...」


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