過去ログ - 紬 「Get up!! Stand up!!」
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[sage]
2011/07/05(火) 23:16:46.72 ID:JPHYKbk40
紬「ねぇ?ちょっと話をしていい?」
少年は警戒しつつも私が女性で、かつ丸腰ということで警戒心を緩めたようだった。
少年「なんだよ?見張りをやってるんだから難しい話はやめてくれよ!!」
紬「うん...」
私は声をかけたものの何を話していいのかわからなかった
けど...
思わず尋ねたことがあった
紬「なんで銃を持ってるの?なんで銃を打つの?」
少年「へっ?」
少年は当たり前過ぎて、逆に面食らった感じをしつつも
少年「俺が撃たなきゃ、撃たれるんだぜ?撃たなきゃ死ぬんだぜ?」
紬「でもなんで撃つの?そもそも撃たなきゃいけない理由ってなんなの?」
少年「なんでって...」
少年「そう教えられたんだよ!!俺たちが撃たなきゃ俺たちが生きていけないんだよ!!」
少年「俺だって、本当は撃ちたくないんだよ...でも...相手は撃ってくるんだよ...」
紬「でも、でも...なんで争いがあるの?」
紬「銃を撃ってまで争う理由はなんなの?」
少年「生きるため!!」
少年「そう!!生きるためなんだよ!!」
少年「俺たちはずーっと虫けらみたいにこき使われて、働けなくなったら銃殺さっ!!」
少年「この400年間ずーっと耐えてきたけど、そろそろ限界なんだよ」
少年「俺たちが立ち上がらなければ何も変わらないんだよ」
少年「たとえ、今は失敗しても、次が成功するかもしれない」
少年「俺たちはそれを400年間続けてきたんだよ」
少年「それは、未来への希望なんだよ」
少年「そして、今、俺が銃を握ってることがその証拠なんだよ」
少年「ねぇ、ねえちゃん?あんたは外国人だろ?」
少年「だったら、俺たちのことを仲間に紹介してくれないか?」
少年「俺たちみたいな境遇にいる連中はたくさんいるはずなんだ...」
少年「言葉は通じなくても、どれだけ離れていても『同じように戦っている仲間』がいることを」
少年「伝えてほしいんだ」
少年「ねえちゃんにはそのチャンスがあると思うんだ」
少年「もしそのチャンスがあったら伝えて欲しいんだ」
少年「自分の人生を自分のためにいきたいって思う連中がたくさんいることを」
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