10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/06(水) 23:20:31.81 ID:56zTZ7GAO
不意に玄関のドアが鳴る──
綺麗に二回、インターホンがついていない訳ではない。
それでもその来客はノックを選択してきた。
澪「は、はい…どちら様ですか?」
Tシャツ一枚に下はホットパンツなんてだらしない家着を焦って着替える。
こういう身嗜みに気を遣う自分が嫌いではなかった。
秋山澪という女性は表向きは謙虚でしっかり者、成績も優秀で人には優しく振る舞う、がモットーなのだ。
その役割を演じなければならない。私が私で在るために…。
トントン────
来客は何も言わず、またノックをする。
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