15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/06(水) 23:24:28.36 ID:56zTZ7GAO
遠藤「で、君が確か保証人になってたよな?え〜と…、これだこれだ」
遠藤はわざわざカバンから連帯保証書を出して私に見せてくる。
それは確かに私が三ヶ月前律に頼まれて書いた保証書だった。
澪「それで…私に払えと? 律はどうしたんですか?」
律が私を裏切って逃げる筈がない。確か額は30万ほど、それぐらいで私達の絆は切れるわけがないと云う自信があった。
だから律の身に何かあったからこそこうして私に言いに来たのだ。そうに違いない。
遠藤「まあ…簡単に言えばそうだ。これを君が払ってくれるなら彼女は嫌な思いをしなくて済むな」
その言葉で一気に悪寒が走るのがわかる。
澪「律に変なことしたら許さない…警察へ行きますよ!? 最近じゃ過剰な債権回収をすれば違法になるんだから!」
思わず立ち上がりながら声を荒げてしまう。
遠藤「落ち着け、目立つのはお互い好ましくないだろう?」
遠藤が顎をしゃくる方を向くと、大声を出した私の方を何事かと何人かが訝しげに見ている。
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