12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/07/06(水) 23:24:02.54 ID:s2y2te8to
ようやく息が落ち着いてきたころ、唯が私の手を引いた。
「座ろっか」
草だらけの河川敷に向かう階段を指さす。
「どうして?」
「うーん、座りたいからかな」
「よく分からないわ」
「うん、私も」
と言ったのに、手を引いてそのまま私を座らせてしまった。
二人で座って、空を眺める。
また会話が途切れる。
なぜだかさっきと違って、いやな感じはしなかった。
楽しい気分がまだ残っていた。
唯もこの気持ちを感じてくれているだろうと思った。
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