過去ログ - ゲンドウ「シンジ、この服を着ろ。着ないなら帰れ！」 -SS速報VIP

過去ログ - ゲンドウ「シンジ、この服を着ろ。着ないなら帰れ！」

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1: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:08:50.42 ID:XqoIzu5G0

シンジ「なんだよ、父さん・・・これ、女の人の服じゃないか！？」

ゲンドウ「それはユイの遺品だ・・・」

シンジ「母さんの！？　母さんの物は全部、処分したんじゃないの！？」

ゲンドウ「その筈だったのだが、この前、掃除をしていたら出てきた。
　　　　　　処分しようかとも思ったが、せっかくなので着ろ。」

シンジ「訳がわからないよ、父さん！」

2: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:10:15.03 ID:XqoIzu5G0

シンジ「女の人の服を着るなんて、出来っこないよ！
　　　　袖を通したこともないのに！！」

3: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:11:03.87 ID:XqoIzu5G0

シンジ「父さん！！　まさか綾波に着せる気なの！？」

ゲンドウ「もはやお前には、関係のない事だ。」

4: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:11:56.43 ID:XqoIzu5G0

シンジ「ううう・・・これでいいのかな・・・
　　　　　スカートって足がスースーする・・・
　　　　　白衣なんてリツコさんみたいだ・・・」

5: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:12:33.13 ID:XqoIzu5G0

シンジ「そ、そんなに母さんに似てる・・・？」

ゲンドウ「会いたかった・・・会いたかったぞ、ユイ！

6: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:13:35.33 ID:XqoIzu5G0

ゲンドウ「昔はよくしてくれたじゃないか！　頼む！」

シンジ（うわぁ、目が血走ってる・・・！！

7: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:14:38.62 ID:XqoIzu5G0

ゲンドウ「ああ・・・もう我慢できん！　ユイ、私とひとつになろう！　
　　　　　それはとても気持ちのいいことなんだぞ！」

8: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:16:01.73 ID:XqoIzu5G0

シンジ「逃げなきゃダメだ！　逃げなきゃダメだ！」

ドン！

9: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:16:53.19 ID:XqoIzu5G0

リツコ「な・・・ユイ・・・さん・・・！？」

シンジ「リツコさん、助けてください！！

10: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:17:49.07 ID:XqoIzu5G0

リツコ「ユイさん、本当に忌々しい人・・・・
　　　　まだ、私からあの人を奪おうとするのね・・・」

11: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:18:49.13 ID:XqoIzu5G0

シンジ「リツコさんまで、どうしちゃったんだよ！？
　　　　この服、呪われてるんじゃないか！？」

12: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:19:39.70 ID:XqoIzu5G0

シンジ「マヤさん、助けて！
　　　　　父さんとリツコさんに追われてるんです！」

13: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:20:55.40 ID:XqoIzu5G0

マヤ「今、付き合っている彼氏はいる？」

シンジ「はあ！？　い、いませんよ、そんなの！」

14: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:21:48.68 ID:XqoIzu5G0

マヤ「なら好都合だわ・・・私があなたのお姉さまになってあげる！」

シンジ「マ、マヤさん！？　マヤさんが何を言ってるのか分からないよ！」

15: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:22:45.39 ID:XqoIzu5G0

シンジ「もうやだよー！　誰か助けてー！」

？？？「うん、そこにいるのは誰だね？」

16: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:23:39.78 ID:XqoIzu5G0

冬月「シンジくん、一体その格好はどうしたんだね？」

シンジ「た、助けてください！！

17: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:24:43.14 ID:XqoIzu5G0

※副司令室

冬月「そうか、そんなことが・・・まったく碇の奴め・・・」

18: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:25:33.03 ID:XqoIzu5G0

シンジ「でも、僕ってそんなに母さんに似てるんですか？」

冬月「ああ、そうだな・・・最初見たとき、本当にユイくんが

19: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:26:21.39 ID:XqoIzu5G0

シンジ「あの、副司令？　もしよければ母さんの事、
　　　　もっと教えていただけませんか？」

20: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:27:05.19 ID:XqoIzu5G0

冬月「おや、もうこんな時間だ。　すっかり話し込んでしまったな。
　　　いやはや、歳をとると話が長くなっていかん。
　　　シンジくんもつき合わせてしまってすまなかったね。」

21: ◆Jl94H91ZRA
2011/07/07(木) 22:27:42.29 ID:XqoIzu5G0

冬月「あー・・・さてと、そろそろ行こうか？
　　　碇の奴も、いい加減頭が冷えた頃だろう。」

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