過去ログ - 梓「じゃじゃ馬娘とドラ息子」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/08(金) 23:14:17.07 ID:4nl/e92W0
チュンチュン

梓「はっ!!」

梓「もう朝なんだ」

梓「いつの間にか寝ちゃったんだ」

梓「でも、あっさり寝入ってしまったところをみると大した悩みじゃないんだな〜」

梓「さっ、起きよっと」

いつもと変わらないような朝を迎え、
いつもと変わらないように学校に行って、
いつもと変わらないように授業を受けて、
いつもと変わらないように放課後がやってきて、
いつもと変わらないような部活を始めようと思っていたけど...

たまたま部室にはムギ先輩しかいなかったので、いつもとはちょっと違うことをしてみようと思った。

ムギ先輩はバンドの創作面の要で、作曲はもちろんのこと基本的な編曲もこなしてしまう、
スーパー女子高生。

そんなムギ先輩にギターの音に関して、質問する体で私の抱えているささやかなモヤモヤ感を
知ってもらおうと思った。

梓「あの〜ムギ先輩?」

紬「なぁに?梓ゃん?」

ムギ先輩はティータイムの準備をしながら、笑顔を私にむけながら返事をくれた。

梓「ムギ先輩は唯先輩のギターの音に変化を付けたいって思いませんか?」

紬「へっ?それはどういうこと?」

梓「例えば、もっと柔かいというか丸いというか...キラキラとしたいうか...」

梓「専門的に言えばウーマントーンとか、ハーフトーンとか...」

梓「とにかく今のように1つの音色でいいんでしょうか?」

紬「うーん...」

ムギ先輩はちょっと考えたけど、ポワポワの笑顔をたたえながら

紬「唯ちゃんはワウペダルとデジタルディレイだけ使えれば良いのよ!!うふふっ」

............................

梓(うわぁ〜、そこに触れちゃった〜)

梓(ライブの場面でも足元にはエフェクタもスイッチもない上にアンプ直なのに...)

梓(そこに踏み込んだらフォローできませんよ)アセアセ

紬「大丈夫よ梓ちゃん!!だれもそんなに気にしていないし」

紬「それに、重箱の隅をつついてたら感動なんて生まれないものwww」

梓「そんなもんですかぁ〜...」

紬「そんなもんでぇす!!」

ムギ先輩のおおらかさの前では大いなる矛盾も微細なものです。

梓(では、私のギターの音についてはどう思ってるのかな?)

梓「じゃあ、ムギ先輩!!私のギターはどうですか?」

梓「音色とかアタックとか!!もっとバリエーションがあってもいいのか!!今まででいいのか!!」

私はちょっと興奮したのかな?いつも以上に矢継ぎ早に言葉をつないでしまった...




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