過去ログ - けいおん!っぽいIF物:唯「せ〜の…」 憂和紬律澪「いふおんっ!!」
1- 20
22:いふもの![saga]
2011/07/09(土) 00:43:04.97 ID:DrXku67AO


それはさておき、中3の女の子がンバーの中心の、名前すらない即席バンドとは思えない演奏を両親に魅せた後、紬は大演説をぶちあげた。


『私は、唯ちゃん達と同じ高校に行きたいっ!!』

初めて自分達に堂々と意見を言う娘の成長に、琴吹夫妻は一見すると厳しい顔をしながらも、頬や目尻を緩ませていたらしい。



紬には、勝算があった。
紬の両親…特に父親は、趣味が高じて楽器店グループを経営するほどに音楽好きで、造詣も深い。

普段から『演奏を聞けば、そのプレイヤーの大体の人間性がわかる』と豪語する人物だ。

紬は、自分が幼稚園の頃から惹かれ憧れてきた唯…その自由奔放で優しく強い彼女の演奏を聞けば、絶対に両親を説得できると見込んでいたのだ。

しかし、演奏の後に何故か唯が両親に別個に呼ばれ、困ったように『てへへ』と笑いながら帰ってきたのが、やけに印象に残った。


『大した事じゃないんだよ。ただ、ちょっと身に余る過剰な期待をされちっただけで…』




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
330Res/233.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice