過去ログ - めだか「球磨川がカッコよすぎて生きるのが辛い……」
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258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/08/01(月) 02:34:34.52 ID:9/Yf5SjAO
『………………』

「ちょっと、僕はスルーなのかい!?」

『えっ』

「えっ……じゃないよ!! むしろ僕が一番誉められるべきだよ。 メインヒロインなはずだよ!!」

『うわぁ……自分でメインヒロインとか……』

「うわぁって何さ! 顔は剥がされるし、封印されるし、援軍一発目の蹴りで無効剄がやられて、洗脳されかけるし、蔑ろにされるし」
僕はなじみ副会長に口をつける。

『嘘だよ、安心院さんには感謝してるし、美人だし、好きだし』

「えへーっ」

『ありがとう、安心院さんのおかげだよ。もし、あのまま完全に大嘘憑きが使えなくなれば死んだことになっていたし』

「当たり前だよ、僕は球磨川くんが大好きだからね」

『うん、ありがとう』

「んふー」





『めだかちゃん、僕だよ』

「うぁぁぁん」

『あはは、泣き虫だなぁ。大丈夫だよ』

「うぁぁぁん、みぞぎぃ」

『めだかちゃんが何をしようと、何をされようと、何を言おうと、何を思わされようと』

めだかちゃんが僕に強く抱きついてくる。

『僕が「無かった」ことにしてあげるから』

「うんっ、みそぎっ」

めだかちゃんはゴシゴシと制服の袖で涙を拭い、顔を近づけ。

『んむ゛っ、んーっ、んーっ!』

十秒、二十秒。流石に、他の四人の視線が辛い。

「っぷはぁ、みそぎ、頑張れ!!」

『……うん、頑張る!!』




「お前のそれは一体なんなんだ!!」

やだなぁ、心あたりがありすぎる。

『それってなに? 生き返ったこと? 攻撃をしようと思えなかったこと? それとも救世率が九十九パーセントと君のスキルが教えてくれてるのに大嘘憑きが自由に使えること?』

「全てだ!!」

王土くんは短期だなぁ。

『簡単だよ、死んだことを無かったことにした』

「それが無理だと!!」

『君が攻撃しようとする考えを無かったことにした』

「そんなことができるわけ」

『最後に……一パーセントの可能性でも僕は諦めない』

「意味がわからな……」

まったく。簡単だよ。


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