過去ログ - めだか「球磨川がカッコよすぎて生きるのが辛い……」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/07/09(土) 03:48:53.05 ID:QSql0i7AO
「なんか、やけにめだかちゃん、苛立ってないか」

善吉の質問に、

「そんな事はない」

即答する。

「……一昨日、球磨川の野郎に何、吹き込まれたか知らないけどよ、あいつの言う言葉なんて戯れ言だ」

「わかっている」

わかっているのだが、こうやって球磨川に対し常に否定的なスタンスを取っている事実に違和感を感じる。

「…………」

「おっと、球磨川は来ないみたいだし、俺は色々、仕事してくるよ」

善吉が部屋を出て行く。

阿久根書記が体育館の備品確認に出ている今、この部屋には喜界島会計と、私のみとなる。

「黒神さん、デートに失敗した?」

「そ、そんなものではない!! 私は奴に事情聞きに行っただけだ!!」

「ふーん、けど向こうは事前に色々と準備してたみたいだよ。本当に仲直りしたかっただけなんじゃないの?」

「そんなわけあるか!! 球磨川がそんな高尚な……」

果たして、本当にそう言えるだろうか。

球磨川がここに来て、した事と言えばいわばボランティアを手伝ったり、雑談をしにきただけであった。

「なんかさ、黒神さんも人吉君も球磨川さんの事を毛嫌いしてるよね。阿久根先輩は見ているだけで何を考えてるかはわかんないし。
過去に何があったかは知らないけど、見ているこっちが痛々しくなる程、毛嫌いしなきゃならないわけ?」

確かに喜界島会計の言うことは正しい。

「そ……うだな」

「黒神さんは知らないかも知れないけどーー」

『おっと、もがなちゃん。軽いお口にはお菓子が似合うぜ!』

いつの間にか入ってきた球磨川が喜界島会計にカステラを口一杯に頬張らせる。

「美味しいっ!!」

『ついでにジュースもあるよ』

「無料ですか?」

『もちろん』

買収されやすい喜界島会計の将来を不安する。

「どういう風の吹き回しだ? 来たり、来なかったりと」

『あれ? まさか毎日来てほしかったの?』

「そんなわけあるかっ!!」

喜界島会計が睨んでくるが、すぐさま手の平を孵すような事は出来ない。

『めだかちゃん、僕が今日来た、理由は目安箱への投書を無かったことにするんだ』






えっ?




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