過去ログ - めだか「球磨川がカッコよすぎて生きるのが辛い……」
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/07/10(日) 03:08:09.53 ID:wvhaqiVAO
突然だがあたしのマイナスの話をしよう。

あたしの能力【マイナス】は『致死武器』【スカーデット】と呼んでいるし、呼ばれてもいる。

内容は至って簡単かつシンプルだ。

他人の古傷を開く、

ただそれだけだ。

何故、それが致死に至るかって?

簡単だ。何も、古傷とは怪我や故障だけではない。

そんなものを一斉に開いた所で入院させて治って終わりだ。

私のマイナスは他人の心の傷ーートラウマさえも開く。

昔からよく言うだろ?

死に至る病は絶望だって。

そんであたしの能力は以上だ。

一見、無敵に見えるがそうじゃない。

蛾々丸相手だと相性が悪いし、さっきの球磨川みたいに効かない人間もいる。

トラウマを抱えないで生きている脳天気な馬鹿【プラス】と会うつもりも関わりももつつもりもない。

それにこのマイナスは無造作に暴れることがある。

あたしだって一応、女だ。

人並みに恋愛にも興味あるし、友人だって欲しい。

だけどマイナスにそんなものは出来るわけがない。

私は割り切れながら自分より最低を探す。

だって、自分より下種な人間がいれば、安心ができるし、やすらぐ、もしかしたら、その人とーー





危ない、危ない。

こんな乙女ちっくな妄想【マイナス】はあたしには似合わない。

さて、もう一つ、話をしなければならないことがある。

それは蝶ヶ崎蛾々丸の能力【マイナス】である『不慮の事故』【エンカウンター】だ。

心的外傷も精神抑圧、怪我する時のダメージも故障した時の結果も、全てを他の場所に押し付ける。そんなマイナスだ。

押し付けられた奴がその後どんな人間になるかは知ったことではないが、きっと、そいつはプラスではないだろうな。





さて、まとめるなら

あたしを攻勢的なマイナスの極みだとすればあいつは保守的な最低の極み。

そして、あたしは何故、好きでもないし、気が合うわけでも無いのにあいつと物別れになることなく十年間つるんでるかと言うとーー

それはあたしが死にたくないからだ。

だってそうだろ?

実戦においたらあいつは無敵なんだから。


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