過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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71:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/07/14(木) 21:10:10.25 ID:1DwrXIIAO
〜7〜

麦野「(……なんてね……)」

青髪「オソノさんや!オソノさんのお粥や!そりゃー!!」

禁書目録「あー!ズルいんだよ取りすぎなんだよ!!このー!!!」

御坂「あんたこそ皿ごとかきこもうとしてんじゃないわよー!!」

雲川「上条、シナモンもう少し足したいんだけど」

上条「あっ、はいはい」

麦野「(こいつら見てると真面目に考えてんのが馬鹿らしくなって来るわね)」

が、そんな胃にもたれるような話題より胃にもたれそうな食後のデザートに飛び付くのがキッチンに立つ麦野を除く学生らである。
今彼等が喰らいついているのはアロス・コン・レチェというスペインのミルク粥である。

上条「麦野ー」

適量の米を片手鍋に入れ、そこへ牛乳とコンデンスミルクを入れ火にかける。
その間にレモンを半分にカットして、白い所を残さず黄色い皮だけ刻んで入れ、加えてゴールデンレーズンを加える。

上条「沈利ー」

そしてコトコトと煮込みながらブランデーをふりかけて冷やすと出来上がりである。
テレビっ子のインデックスが見たアニメ映画から麦野にねだって昼間に作ったものだ。と

上条「おいっ」プチンッ

麦野「ひゃあっ!?」

上条「悪い、シナモ」

麦野「オラァァッ!!」ドッ!

上条「ごっ、がああああああああああああああああああああ!!?」

麦野「何しやがんだテメエ!」

上条「それはこっちの台詞だっつーの!」

そこで雲川に言われシナモンパウダーを取りに来た上条が物思いに耽り背中を丸めて身を乗り出していた麦野の……
ちょうど背中辺りを叩いて呼び掛けたところ、紐ブラの結び目が解けたのだ。
先程インデックスが麦野の胸をいじっていたせいか……
その返礼は後に御坂が食らうのと同じボディーブローで報われた。

上条「シナモン取りに来ただけだってのに……不幸だ」

麦野「あんた前科あるからね。またかと思ったじゃない」

上条「(お客さん来てるのにそんな事すっかよ!上条さんはあくまでノーマルでニュートラルで健全な感性の持ち主の事ですよ)」ヒソヒソ

麦野「(嘘吐け。声出したらインデックスにバレるぞ?とか言ってたじゃないの!あれ聞かれてたっぽいぞ!)」ヒソヒソ!

上条「(……何ですと?)」

麦野「(さっきインデックスが言ってたのよ……聞いてなかったの?)」




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