過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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83:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/07/14(木) 21:27:43.60 ID:1DwrXIIAO
〜18〜

青髪「うう……電撃責めなんてマニアック過ぎるでえ……でも僕ァ(ry」

雲川「……こんな刺激的なのは初めてのカウントに含みたくないけど」

禁書目録「ナニモオボエテナインダヨ?ワタシハ……ワタシハー!!」

麦野「あっ、起きた」

上条「みんな……本当にすまなかった……」

御坂「ZZZZZZ……ZZZZZZ…」

麦野「……忘れましょう。今日の事はここにいる人間だけの秘密って事で」

全員「右に同じ(や)(だけど)(なんだよ)!」

と、麦野と上条が一頻りイチャついている中続々とヴァルハラの門から、黄泉の国から、エデンの園より三人が帰還した。
青髪は何故かやられる前よりツヤツヤとし、雲川はカチューシャを直しつつ、インデックスは完全記憶能力に障害をきたしていた。
上条はバルカンウォッカを多分に含んだ紅茶のカップを期せずとも取り違えてしまった事を平身低頭で謝罪していた。
麦野もまた酔っ払って眠り込んでしまった御坂を見て頭を悩ませていた。

麦野「仕方無い……当麻、こいつ歩けるようになったら私の家連れて行くわ。タクシー拾えばすぐだし」

上条「いや、でも……」

麦野「このキス魔部屋に置いといて、翌朝キスマークだらけにされたあんたの身体に原子崩しぶち込むような真似したくないからねえ?」ギロッ

上条「ひいっ!?」

麦野「(あーこいつのせいでこいつのせいでこいつのせいで)」

さっきから御坂のゲコ太ケータイがひっきりなしに振動している。白井黒子からの着信である。
麦野も麦野でやや責任を感じているのか、仕方無いので常盤台には急遽第三位第四位の合同実験でも入ったとでも適当に言い繕ってやろうと考えた。
どの道、微かと言えどアルコールの匂いがする状態で常盤台などに連れて帰っても面倒事に巻き込まれるだけだ。それに――

御坂『あんた、本当はあの写真みたいに笑える人間なんだからさ、もっと自分出してもいいと思う。だってもったいないじゃない!せっかく美人なんだから』

麦野「(……なんで極悪人の私が、こんな偽善者みたいな真似しなくちゃいけないのよ……あー頭の中のイライラが収まらねえ)」

――麦野沈利は誰であろうと借りを作る事を嫌う人間である。
ハーブのディルに対しSBCモカをおごったように――
『大嫌い』だと『認めている』からこそ、『対等』でありたいのだ




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