過去ログ - 番外・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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85:作者 ◆K.en6VW1nc[saga]
2011/07/14(木) 21:30:56.74 ID:1DwrXIIAO
〜20〜

御坂「ZZZZZ……ZZZZZ……」

上条「あーこりゃ起きねえなホント……でもビリビリだけ抜かすのも可哀想だしな」

麦野「鼻毛でも書いてやりゃ良いのよ」

青髪「“肉”も捨て難いでえ」

雲川「どうする?もういっそこのまま撮ってみるのも面白いと思うけど」クスクス

禁書目録「また一枚、思い出が増えるんだよ!」

スフィンクス「にゃー!」

インデックスの膝枕の上でバルカンウォッカ(88度)&ローズジャム入りロシアンティーに倒れ眠りこける御坂。
それを高い所にデジカメをタイマーにセットし終え頭をかく上条。
愉快そうにその寝顔を見やる雲川、さらにいつもと変わらぬ笑い目を更に細くする青髪。
そして――スフィンクスを抱っこして上条の隣に寄り添う麦野。

麦野「こいつにとっては人生初のあられもない酔っ払い姿だね。せいぜい見返して身悶えするんだね」

青髪「あれもうウォッカ入りジャム言うかジャム入りウォッカですやん。中学生があんなん飲んだらそらひっくり返るわ」

雲川「私もあれは正直効いたんだけど。もうキスがあってもなくても寝たかも知れないくらい強烈だったんだけど」

上条「……まあ、何があったかは黙っててやろうぜ。疲れて寝ちまったって事にしてさ」

皆が御坂を見下ろしていた。あの地獄絵図を引き起こしたとは思えないほど微笑ましく可愛らしい寝顔を。
一日だけ通う学校を跨いでのお食事会、高校生に混じって参加した中学生、一様に皆同じ事を感じていた事であろう。

雲川「超電磁砲だ第三位だ常盤台のエースだ名前は良く聞くけど」

麦野「寝ちまえばただのガキよ、ガキ。起きてたら上にクソがつくガキだけどね」

青髪「でも寝顔はほんま可愛いもんやでー」

禁書目録「お酒臭い天使、だね」クスクス

上条「本当だよなあ……って」

麦野「(じゃあインデックス、こいつ私が連れて帰るから当麻よろしくね)」

禁書目録「(一緒に寝てもいい?)」

麦野「(いいわよ。貸すだけだからね?)」

禁書目録「(りょーかいなんだよ!)」

上条「やべえタイマータイマー!映る映る映る!」

青髪「えっ」

雲川「なっ」

麦野「はっ」

禁書目録「へっ」

上条「おっ」

スフィンクス「にゃーん」



パシャッ



全員「「「「「最後くらいちゃんとやれー!!」」」」」



こんな夜があったって良いではないか、と――




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