136:1 ◆BycwRokz6k
2012/03/13(火) 16:10:12.07 ID:mJKuvJqj0
>>133>>135
ありがとう。もっとがんばるぜ
+ + +
(今日はもう、帰ろうかなあ・・・)
俯きながら、めんまは歩いていた。コンクリートに木の影は映っても、めんまの影が映らないのには、もう慣れたよ。
いつもの散歩終了の時間まで、まだたくさん時間はあったけど・・・。もう今日は、散歩をする気になれない。
蝉の音も、すれ違う人の足音も、ぼんやり遠く聞こえる。
――がさっ!
「?」
何の音だろう、と思ったら、誰かが荷物を落としちゃったみたい。目の前で、ちゃんと中身の入ったコンビニ袋が地面に落ちていた。
拾わないのかな?
「な・・・な・・・」
ちっちゃな声が。
その声が聞き覚えのあるように思えたから、顔を上げるとそこには、
はねはねの黒い髪で、赤いTシャツを着て、メガネをかけた人。
それは、よく知ってる顔。
「お前・・・!」
わなわなとめんまに指をさしてる
じんたん。
・・・じんたん?
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